AIの応用

月2ヶ月かかっていたJ-credit報告を3時間に ── エージェントAI×森林GISパイプラインの実装記録

森林のカーボンクレジット(J-credit)申請には、伐採面積の定量的な根拠が必要だ。従来、その根拠づくりには衛星画像のダウンロード、NDVI差分の計算、林班ポリゴンとの照合、面積集計、報告書生成という一連の工程があり、GISの専門技術者が...
AIの応用

AI×GISの次の主役は「Agentic GeoAI」か——MCPで地図業務はどう変わる

AIとGISを組み合わせた「GeoAI」という言葉は、以前から使われてきた。衛星画像から建物や道路を抽出する。土地利用を分類する。過去のデータから災害リスクを予測する。これらは、AIに地理空間データを解析させる代表的な使い方だ。ところが最近...
AIの応用

日本の製造業は再び主役になれるか

フィジカルAIが開く「第二のものづくり革命」2026年、AIをめぐる競争の舞台が大きく変わろうとしている。これまでの生成AIは、文章を書く、画像を作る、プログラムを生成するといった、主にコンピューター画面の中で働く技術だった。ところが、次に...
この違いわかる?

請求書を二度見した日

地図APIの月次請求が、前月比で3倍を超えた月があった。サービスのPVが伸びた結果だ。嬉しいはずの数字が、怖い数字に変わる瞬間を初めて体験した。「アクセスが増えると請求も増える」——頭ではわかっていた。でも感覚として理解できていなかった。地...
AIの応用

写真一枚から緯度経度を取り出す——GeoCLIPという静かな衝撃

EXIFがなければ、写真の位置はわからない。長年そう思っていた。GPSタグが入っていなければ、場所の情報は写真の中には存在しない、と。ところが2023年、その前提を静かに覆すモデルが公開されていた。GeoCLIPという。GeoCLIPとは何...
AIの応用

AIは「便利な道具」から「国家管理の対象」になった

Anthropic Fable 5 / Mythos 5 停止が示した、AI時代の新しい現実2026年6月、AI業界で象徴的な出来事が起きました。Anthropicが提供していた最新AIモデル「Fable 5」と「Mythos 5」について...
AIの応用

削除しても遅い——写真は数値になって残り続ける

AIが写真の「中身」を読む時代に、私たちが知るべきこと|2026年6月私はGIS(地理情報システム)の技術者として35年間、位置情報と向き合ってきました。「写真に埋め込まれたGPS情報を消せば安全」——そう信じている方は多いと思います。しか...
GISアプリ

衛星画像NDVIを無料・自動取得する――Planetary Computer × Python実践ガイド

「特定エリアの植生変化を衛星データで追いたいが、NASAのダウンロードサイトを手作業でたどるのは辛い」――GIS実務でよく聞く悩みです。本記事では Microsoft Planetary Computer の STAC API を Pyth...
AIの応用

Pythonで学ぶAIの基礎:内積がGISとAIをつなぐ

AI・生成AIの中核に、高校数学で習った「ベクトルの内積」が居座っている――と聞くと、意外に思われるかもしれません。しかしGIS技術者にとって、内積はむしろ馴染み深い計算です。座標、方位、傾斜、ポリゴンの判定…日常的に裏で動いています。本記...
WebMAP

地形を”データ層”として持つ──基盤地図情報DEMから5種のプロダクトを量産する

基盤地図情報DEMをZIPから直接食わせ、合成・再投影・派生プロダクトまで自動で吐き出すパイプラインを組んだ。地形を「データ層」として持てば、不動産・都市計画の現場は変わる。「この土地、急傾斜地崩壊危険区域に該当しますか?」──不動産取引の...